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遺品の片付けでエンディングノートが活躍

 昨年認知症で長年特養にいた祖母が亡くなり、築100年を超える家を解体する際に、遺品整理を関西の専門業者と共に実行したことがあります。遺品整理は自分達だけでは大変なので、仏壇の供養から商品の買取や廃棄までしてくれる遺品整理業者の存在はありがたいですが、業者に依頼するのもお金がかかるので、金目のものだけでも先に整理しておこうと思っていた時、認知症になる前に私に何かあったらと父に渡していたエンディングノートが活躍しています。
 タンス預金の隠し場所やネット銀行のパスワード、通帳の保管場所や暗証番号、携帯電話の暗証番号などが細かに記載されていたので、何がどこにあるのかわからない、パスワードがわからないからそれを調べるのに別途のお金がかかるという思いをせずに、金目のものを事前にすんなり回収できたので、自分が病気や認知症を発症する前の健康なうちに、自身でエンディングノートに書いておくことは、残された家族のために必要だと十干しています。