実家には「物置」があります。
今でいうウォークインクローゼットのような形だったのですが、ウォーク不可能なもののつめこみ様。
引き戸を開けたら目の前にすでにモノが積まれている状態です。
物置の通路を開けてモノを出すのは年に一回、ひなまつりです。
10段飾りの大きな雛人形が、そのウォークインクローゼットの中腹にしまってあり、それをとりだすべくモノをとりだしていきます。
(今思えば雛人形を手前にしておけば毎回こんな苦労をしなくても良かったのではと思いますが。)
子供が結婚してからその雛人形は出していないとのことで、物置も全く触られなくなりました。
今、新しい家で過ごしていますが、「物置」はありません。
思い返しても実家の物置に雛人形以外の何があったのか全く覚えていません。
雛人形以外で触れていなかったところを見ると、両親も何が入っているのかわからないままなのでしょう。
「物置」というごみおき部屋。
実家にいたころはそういうものだと放置していましたが、改めて考えるとありえない部屋です。
置かれたものが取り出されないのであれば、あそこにあったものは現在の生活において全て不要なんでしょう。
我が家ではそのような無駄デットスペースを作らないようすごす、と気持ちを引き締めています。
PR|遺品整理の方法をしる